キャンプ キャンプ道具レビュー ポータブル電源

キャンプで使うポータブル電源

大流行のポータブル電源

ちまたで大流行のポータブル電源、消費電力量、高出力、充電の速さ、リチウムイオン電池の性能とかなり進化しました。災害時の電源の備えとして、車中泊、キャンプ、キャンピングカーなど、様々なところで使われ始めました。私は最近までポータブル電源を買っていませんでしたが、4年?ぐらい前から友人がキャンプで使い始めました。当時Ankerから発売されたポータブル電源が話題になり、冬キャンプの電気毛布の電源として使ったり、グループキャンプではスマフォの充電で使ったりとかなり活躍していました。最近では大ヒットしたEFDELTAをはじめ、高出力、大容量のポータブル電源が流行っています。ほぼ家庭用家電が使え、1000Wh越えの容量を持っているポータブル電源も珍しくはありません。

ちなみに私が持っているのはEFDELTAを発売しているメーカーから出されているミドルクラスのポータブル電源になります。Ecoflow R500という製品で、403Whの容量、最大出力は700Wまで耐えられます。EFDELTAの1260Wh、最大出力1600W(瞬間出力は3100Wまで対応)という化け物級のものに比べると、スペックもお値段もかなりお手頃なものになります。ドライヤーや電子レンジは使えませんが、スマフォやノートPC、ポータブル冷蔵庫などの使用では一泊二日のキャンプなら、特に困らないスペックです。価格もお手頃でスペックもよいので、売り切れになっていることが多いです。

R500のスペック

6万を切る値段で403Whというのは、最近は色々なメーカーから出てきていると思いますが、R500の最大の特徴は充電方法が2つあるPD端子から充電できるということです。よくあるポータブル電源の巨大なACアダプターは必要がありません。1つのPD端子で最大60Wまでの入力ができ最大で120Wの入力が可能で、3時間程度で90%近く充電ができるようです。付属品として60W出力できるPD用のACコンセント充電器とUSB-Cケーブルが付属しています。すでに持っているPD用の充電器を使って充電することもできます。また車のシガーソケットから電源を取ってPD端子で45Wで充電できる変換器が付属しているので、車の移動中に充電も可能です。別売りの専用ソーラーパネルでも、PD端子から充電が可能です。もちろんPD端子で充電しながら、ACコンセントやUSB-A端子から出力できます。出力端子は最大12W出力のUSB-Aが2個、最大23W出力の高速充電用USB-Aが2個、60Wの出力ができるPD端子が2個、背面には最大出力500W(瞬間出力1000W)のACコンセントが2個と最大98W出力の12VのDC端子がついています。

<スペックまとめ>

  • バッテリー容量:403Wh
  • 総出力:700W
  • 入力:PD×2で120W、1ポートあたり60W、最大出力20V
  • 出力:最大12WのUSB-A×2、最大28WのUSB-A×2、最大60WのPD×2、定格500W(瞬間最大出力1000W)のACコンセント×2、最大96Wの12V車用DC
    パススルー充電に対応

真夏のキャンプで冷蔵庫と扇風機を使う

キャンプで使う用途としては、扇風機、ポータブル冷蔵庫、スマフォの充電、ノートPCの充電などでしょう。外気温が40度を超えている真夏のキャンプ場でPDから120Wで充電しながら、ポータブル冷蔵庫や扇風機、各種充電をしても問題なく使えました。どちらかというとPDの充電器が非常に熱くなるのが心配だった。
ポータブル冷蔵庫をあらかじめ自宅で冷却をしておき、車で移動中もDCから電源をとって氷を冷やしておきます。現地ではポータブル電源を使ってポータブル冷蔵庫を冷凍庫代わりに、普通のクーラーボックスを冷蔵庫代わりに使い、氷をクーラーボックスへ補充するという使い方できます。この方法なら真夏でもクーラーボックスの温度を気にすることはありません。また扇風機が使えるので、日中はタープの下で夜はテントの中で、真夏のキャンプの熱中症対策に活用してもよいでしょう。最近のキャンプ場は混んでいるので、常に電源サイトを使えるかわかりませんから、ポータブル電源は必須アイテムになりますね。冬も電気毛布を寝袋の中に入れて使えば、かなりの防寒対策になります。消費電力にもよりますが一晩は余裕で持つと思います。

クラウドファンディングで最新機種をチェック

話題になるポータブル電源は、だいたいアメリカのクラウドファンディングに登場し、その後日本のクラウドファンディングで手に入るようになります。EFDELTAやMonsterX、最近だとBluetti AC200というポータブル電源が登場しています。日本のクラウドファンディング登録される製品のスペックが変わる可能性があるので、海外のクラウドファンディングから注目していた場合はスペックの違いをしっかり確認してください。日本の規格に合わせるためスペックがダウングレードされれてしまうこともあるようです。

ちなみに私が先日Makuakeで応援購入したのはEFDELTAで有名なEcoFlowのR600PRO With Extra Batteryという製品です。1200Wの出力に対応し、容量は720wh×2で1440wという中々の大容量なポータブル電源です。エクストラバッテリーで拡張できるというのが気に入りました。ただ、こちらの製品はINDIEGOGOで出品されていた製品と比較するとスペックが下がっています( ノД`)シクシク… でも、良い商品だと思います!

2020年のベストバイは?

Bluetti AC200
今年最強のポータブル電源!?

  • バッテリー容量:2000Wh
  • AC出力:定格2000W
  • 出力:AC定格2000W×6個、DC12V/25A、DC12/10A、DC12V/3A×2個、USB-A最大15W×4個、PD最大60W、QI最大15W×2個
  • 入力:ACアダプター充電は最大500W、車のシガーソケットはDC12V/24V、ソーラー充電は最大700W

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EFDELTA
コスパ最強のポータブル電源

  • バッテリー容量:1260Wh
  • AC出力:定格1600W(瞬間最大3100W)
  • 出力:AC定格1600W×6個、USB-A最大12×2個、USB-A最大28W×2個、PD最大60W×2個、DC12/8A
  • 入力:ACコンセントは1200W、車のシガーソケットは12V/24V DC 10A、ソーラー充電は最大 400W

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